実話を基にした「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」がドラマも小説も面白過ぎる!レビューします!

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実話を基にした「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」がドラマも小説も面白過ぎる!レビューします!
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小説としても、ノンフィクションとしても、ビジネス書としても楽しめる、破天荒フェニックス!

最近、何か面白い本が無いかなぁ~と思っている、そこのアナタ!

今回オススメする、田中修治「破天荒フェニックス」は、

とてもバランスの取れた1冊だと感銘を受けました!超絶おススメ出来ます!

純文学ほど堅苦しくないけど、著者の苦悩や鬼気迫る問題は読んでいてグッと弾き込まれる!

ビジネス指南書ほど説教臭くないのに、「経営者」としての経験談、ノウハウも垣間見れる!

ノンフィクションとしても秀逸だが、一つの物語としてドキドキしながら読めて娯楽作品としても面白い!

これは、小説なのか?

ビジネス指南書なのか?

自己啓発本なのか?

どれでもないのに、どの要素も有る!

そして読んだ後はとっても元気が出るし、思わず田中氏のそして「オンデーズ」のファンになっている!

実際、筆者はこの物語を読んだ後に、思わずメガネをオンデーズで2本も買ってしまっています!

その魅力をレビューしたいおと思います!

借金14億円!返済額は月1億円の倒産寸前企業の買収から物語が始まる!

この物語は、若き経営者の田中修治が、見出しの通り、

謝金だらけの超赤字メガネチェーン「オンデーズ」を買収する所から始まります。

もうこの設定、この始まりが面白過ぎると思いませんか!

ホームページ作成の小さな会社を経営していた田中氏。

このまま人生を終えるよりも、何か大きなことをしたいと思っていた中、

このオンデーズの買収案件が持ち掛けられます。

「買収」といってもその買収金額は¥0。

タダ(無料)。

何と言っても、借金が付いてくるのですから、こんな倒産寸前・・・、

いやほぼ倒産してしまっている企業を買いたい人など、どこにも居ません。

言わば、どうしようも無くなった赤字企業が、民事再生か?売却して撤退か?と、宛もなく身売り先を探して彷徨っている状態です。

元バンドマンの勢いの若き田中氏は、そんなマイナス部分だけではなく、プラスの部分にも目を向けて・・・

  • 毎年売り上げは20億円もある。その20億円に目を向けるべき!
  • 既に48店舗もある企業の社長になれるチャンスなんて、人生そうそう無い!

そんな思いから、まさかの買収で、再生に乗り出します。

その後の幾多の困難が待ち受けることも知らずに・・・。

待ち受ける次々と現れる危機!ドキドキが止まらない!

この物語の魅力に、面白い程、次々に主人公に降りかかってくる困難、危機があります。

その度に読んでる方も・・・

「いや、もう今度こそ倒産だ!」

「今度こそ、民事再生だ!」

とドキドキしながら読むのですが、間一髪でそれを潜り抜けます。

でも、間一髪で潜り抜けるのに、またスグ崖っぷちに追い込まれるのです。

危機パターン①旧体制社員の反発。

赤字企業の再生戦略に新しく来た社長が、茶髪でダメージジーンズで、メガネの事は素人の若造。

しかも最初に朝礼で掲げたコンセプトは、

「目立ったもん勝ち!」。

古くからいる社員としては、どんなエキスパートが来るかと思ったら・・・

ってな状況でで、大反発を招きます。

まとめて数人に辞表を叩きつけられることも・・・。

危機パターンその②再生の指針となる第一歩の新店舗が大失敗。

田中氏は、借金まみれの会社にもかかわらず、

いきなり高田馬場の一等地にまさかの新店舗をオープンさせるのです!

いや新規オープンて(笑)!

先に謝金の返済でしょ!

既存店の立て直しでしょ!って思わず突っ込みながらドンドン読んでしまいます!

これがまさかの・・・大失敗

更に謝金が嵩みます・・・。

危機パターンその③近寄って来る様々な危険人物。

謝金まみれなのに、ヒョンな事から沸いた雑貨屋チェーンを買収します。

いや、だから借金まみれやん!

まだ他企業を、買収してる場合やないやん!と!

ここでも突っ込みたくなります。

ってかなんでそんな時にメガネ屋でなく、また高い金払って雑貨屋買収!?

ってもう、その破天荒っぷりに読んでて、ワクワクドキドキ、笑いすら出てきます

いやー、面白い!

この雑貨屋買収劇も・・・

結論とんでもない裏切りにあい、とんでもない結末を迎えるのです。

それはぜひあなた自身の目で確かめて下さい・・・。

喜びと悲しみと・・・その描写に一喜一憂!

とまぁ、あんまり書きすぎるとただのあらすじ、ネタバレになってしまいかねないのでこのぐらいにしておきますが、

本当に常々、お金の問題、資金繰りの問題が付きまといます。

やっとこさ今月の資金繰りを乗り越えたと思った矢先また・・・。

その度に、田中氏の無常な気持ちと、池袋や六本木の街並み・・・、寒くなったり熱くなったりする季節が抒情的に描かれ読者を魅了します。

そして、そんな危機を共に乗り越えてくれる仲間、社員の一喜一憂の描写・・・。

これがまた、純文学の様に心を揺さぶられ、良いんです!

読んでいる自分も心の中で、思わずガッツポーズをしてしまいますよ!

ドラマも面白い!Amazonプライムで見れます!

この物語はテレビ朝日系列でドラマ化され、オンエアーされました。

Amazonプライムで配信しているので見ることが出来るのでオススメです(記事投稿時)。

小説原作のドラマ化ってハズレる時もありますが、これは良かったです!

原作と変わってしまっている所もありましたが・・・、有りな範囲でしょう!

主人公の田中修治役は、勝地涼さん。

良い感じにハマっていると思います!

原作はそこそこ長いので、サクッと楽しみたい方は良いかもしれません。

原作を読んだ後に私は見ましたが、それはそれで楽しめました。

Amazonプライムはコチラ!↓

ここにも波乱万丈な現実の物語があった・・・。

この小説やオンデーズ自体は知っていましたが、私が読もう!と思ったのは、

「SA-CUS 世界で一番楽しい学校」と言うイベントで、

著者の田中さんの話を聞いて興味をもったからでした。

403 Forbidden

ヒョウヒョウとしたいで立ちにも関わらず、その乗り越えてきた壮絶な人生と語り口に一気に興味が惹かれました。

決して楽な事じゃない。

けど、人って会社って、人生って変える事が出来る時があるんだって、感じさせてくれます。

あと忘れず書いておきたいのが、この物語、けっこう感動もできて泣けるんです!!!

仲間の死や、逆転劇のあった瞬間など、思わず涙腺すら緩みます。

本当にバランスの取れた、欲張りな良書!

べた褒めですねw・・・。

いやでも本当に面白かったです。

ホリエモンや各界著名人がオススメのも解りますし、幻冬舎から出ていて、箕輪厚介さんが関わっているのも納得が行きます。

何よりも、僕自身が思わずオンデーズでメガネを実際買ってしまっているのですから、

その物語の面白さは本当におススメ出来ます。

そして、もう一つ。

人生って、やっぱりリスク無き成功は無いんだと、恐ろしい程に教えてくれる一冊でした。

※よりラフに感じたい方は、漫画版もあります!↓


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