はじめに。
さて、仕事上どうしても必要となったため、 「防火・防災管理講習」なるものに行ってきた。
おそらく、結構資格としてはメジャーらしく、いわゆる「店長職」に就く人たちには必須の資格らしく、読者の中にも気になってこのブログに辿りついた人も多いだろう。
ググればわかる情報は、「東京消防庁」のホームページに任すとして、ここでは実際に体験してみて特筆すべき事項に絞りたいと思う。
何分、2日間朝から夕方まで、がっつりと授業を受けたうえで、最後に「効果測定」なる試験に受からなければならないと言うのだから、僕自身もどんなものか気が気じゃなかったのである。
これから受けようとする人への、少しでもヒントとなればと思う。
申し込みは、まさかの直接、最寄りの消防署に出向く!
先ずは上記リンクホームページから、自分に都合の良い日に講習が行われているかをチェック。
満席になっていない日に目星を付けよう(2日間)。
そして、申し込みはまさかのこのIT革命の時代に、例えば都内なら、東京都内(稲城市は除く)の各消防署、消防分署又は消防出張所に直接出向いて申請するのである!
※講習会場では、申請できず、郵送、電話、インターネットによる受付も出来ないので注意が必要だ。月曜日~金曜日 午前9時00分から午後4時30分まで(祝休日及び年末年始を除く)との事。
消防署なんて、小学生の社会見学依頼、自ら出向くことがないので、少々気負いするが、恐る恐る消防署に出向いて「防火・防災管理者講習の申請をしたいんですけれど・・・」と受付らしい人に言ってみると、問題なく奥に通して頂いた。
あからさまな防災服を着た消防士さんに促されながら、申請書を書いて提出、控えも受け取り、これは、ものの5分程度で申請を終えれた。
当日までには、しっかり睡眠をとっておこう!
さて、いよいよ当日。場所はいくつかあるが、都内ならほとんどの人が、秋葉原にある「東京消防庁技術試験講習所」を選択するだろう。
駅からも5分少々で、おそらくメインっぽいの開場。
講習も連日やっているから講習日の選択肢も広い。
電気街口を出て、オタク文化を横目に感じながら、いよいよ到着!
ほとんど平日毎日の様にやっているにも関わらず、約200名の定員がほぼ満席であった(需要がある資格なんですねぇ)。
当日受付で参加費用5,000円を徴収され、辞書の様な分厚いテキストを3冊ほど渡されます。
そして、ここから実技を含め、9:00〜17:00までがっつり授業!
こんなのは高校生以来である。
筆者が受けた秋葉原の開場では、1人1人の席になんと、タッチパネルモニターまであって(税金・・・w)、動画などを織り交ぜての工夫はしてくれていた授業だったが・・・。
ぶっちゃけ、まぁ、睡魔が襲います(笑)!
皆さんも頑張って、集中しましょう!
さて、諸々は他のブロガーさんに任すとして、筆者が考えうる特筆すべき事項のみを厳選して以下、簡潔に!
三角巾は支給されます!小さめのポシェットがあればベター!
僕が会社から受けるように指示された際、持ち物に「三角巾」と書いてあって・・・、そんなもの、それこそ「小学生でしか使ったことないよ!」と思ったし、「どこで売っているのさ!?」である。
わざわざアマゾンで買ったのに(苦笑)、昔は要持参だったのか、とにかく現時点では初日にテキストと共に支給してくれました。
それと実習やトイレに行く際、席を離れるので、貴重品やメモ帳などを持ち歩くために、ちょっとした小さめのカバンやポシェットがあると便利でしょう。
売店には大した物は打ってません!喫煙所もありません!
途中、お昼休憩があるが、休憩室的な場所が有るので、持参したお弁当等はそこで食べることができます。
自動販売機も階下にあるので、飲み物は買うことが出来ます。
しかしながら、売店はあるのですが、大した物は売ってませんので注意です!
ちょっとした筆記用具や三角巾(これは上記の様に支給されるので買う必要もありませんでした)、聞いたこともない消防庁のオリジナルグッズ(キーホルダーとか・・・)が売っているだけです!w
「売店」とは言え、本当に大したものは売ってませんので注意です。
昼食は、世界に誇る大都市、「秋葉原」ですから、外に出れば何でもあります。
ただ、昼休みは60分と特段長くないので、遠出は出来ないでしょう。
筆者は、隣の商業ビル「秋葉原UDX」に行きました。
まぁそれなりにお店もあるし、ここには喫煙所もあります。
※昔のブログ記事だと、会場にも喫煙所があったようですが2019年12月現在は閉鎖されておりました。スモーカーの方は注意です。UDX内の喫煙所に行きましょう。
気になる試験「効果測定」とは?普通にやれば受かります!※お役立ちアドバイス有り!
さて、気になる効果測定である。
2日間もみっちり授業を受けて、『これに受からないと「補講」を受けて貰う』なんて言われるものだから「大丈夫か?」と心配していましたが、筆者は大丈夫でした。
と言うか皆さん、普通にやってれば多分、まず受かると思いますので、ご安心を!
だいたい、講師陣も時折「このテキスト全部覚えるのは無理がありますので、『効果測定」に出る大事な所は言いますのでアンダーラインを引いて下さい」とか言ってくれます。
2日間でだいたい10か所くらいあったでしょうか。
試験は20問、制限時間20分だったかと思います。
○×問題の2択で、自席のモニターを使い、タッチパネルで応えていきます。
筆者が受けた時は、なんとおよそ200人の参加者全員が一発合格してました(笑)。
隣で終始ウトウトしていた兄ちゃんも、合格していました(笑)。
だいたい、この測定、20問中、何問正解で合格すらも発表されていなくって、明確な合否ラインも不明のままでした。
常識的に考えたら解る事も多く、そんなに気負いする必要は無いでしょう。
ただし、あたなはこれから「責任者」となるのですから、睡魔に勝ってきちんと授業を受けてくださいね!
実際、とてもためになる事も沢山教えて貰えます。
それと・・・。
筆者が受けた講師陣の中の一人は非常に親切で、この最後の試験「効果測定」の必勝ポイントを教えてくれてました。
「問題で、『~だけすればよい』とか、『○○のみで十分である』、もしくは『○○であれば、一切する必要がない』など、限定的な文章が出てきたら注意して下さい」
と、とても素敵なアドバイスをしてくれてましたので、読者にも、この素敵アドバイスを(笑)!
要は、上記の様な問題が出てきたら、×の可能性が高い、と考えて良いでしょう。
あと、全席にタッチパネルモニターがあるのに、建物自体は年季を感じるビルで、エレベーターも2台しかなく混みます!
会場集合時間には余裕を持って!
それでは、皆さんも頑張って、防火・防災管理者になり、しがないサラリーマン生活に「資格」と言う武器を一つでも身に着けて乗り切りましょう!
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