HSP必読!人間関係も仕事も楽になる!?「繊細さん」の本、レビュー!

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HSP必読!人間関係も仕事も楽になる!?「繊細さん」の本、レビュー! サラリーマンの悩み
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はじめに。

しがないサラリーマン生活を送っている筆者。

以前は、「パワハラ上司」に悩まされ(※参考記事⇒私小説「黒いホワイトカラー」~私が出会ったパワハラ上司~【前編】)、

今は、職場の「お局様」に悩まされている・・・(※参考記事⇒【職場の嫌な人】お局様の攻略日記~PART①〜)。

周りに相談しても、

「考えすぎだよ!」

「また言ってるな可哀そうな人だ、と思って気にしなけりゃ良いんだよ」

と言われるばかり・・・。

そんな人って、多いんじゃないでしょうか。

筆者も、そのうちの1人。

そんな中、日本テレビの「世界一受けたい授業」で、

著者の武田友紀さんが自ら出演し、

この、

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

を、紹介していたのを見て、

思わず購入し、一気に読みました。

私の様に、「いつでもクヨクヨ気にしてしまう」と言われる人にとって、

手助けしてくれる本だと思いまたので、レビューします!

この記事を読んで、少しでも気になった方は、ぜひ手に取って読んで貰いたい。

一緒に「繊細さん」人生を攻略していければ幸いです!

HSP(とても繊細な人)は、5人に一人は存在する。

HSPとは?

HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略で、「とても繊細な人」「敏感過ぎる人」の事を、指す言葉だそうです。

5人に1人の割合で存在し、これは「鬱」などと違い、病気では無いんだそうですね。

だからこそ、薬などで治すことは難しいそうで・・・、

背が高いとか低いとか、人間の持っている個性の1つだそうです。

でも、そういう人が一定数存在する、という事実を知れただけでも、私の気持ちは少し楽になりました。

「私だけじゃないんだ」と・・・。

誰に相談しても、

「仕事はしんどいもの」

「どこに行っても嫌な人は居る」

「甘えじゃない?」

ってアドバイスだけで、全然、前に進んだ気がしませんよね・・・。

私もそうで、本当にそういう人にとって、ひとつの指針になる本だと思っています。

著者自身がHSP。だからこそ、信頼のおける本。

著者の武田さん自身がHSPで、まさにHSPカウンセラーによる、HSPのための本だと、武田さんは言います。

実際、武田さんは、色んな事に敏感になり過ぎて、

仕事を休職したり、そこから復職したりと、ご自身の経験も語られているんで、それもとても興味深いです。

とはいえ、HSPにも色んな種類があるらしく、武田さんは、

「自分に当てはまる部分だけ参考にして頂ければ良い」と語ってます。

その中で、

≪職場に機嫌が悪い人が居ると、自分のせいではないかと気になってしまう≫とか、

≪電話が鳴ったら、自分が取らないと、と思ってしまう≫

と言うのがあって、

これはまさに自分だ!と思いました。

自分がHSPかどうかを確かめるチェック項目もあって、調べることもできます。

(そこでやっぱり、筆者はHSPなんだろうなぁと、結論に至りました)

こう言うのに触れていくと、クヨクヨしている自分がすごく客観的に見れて、どんどん落ち着いていく気がしました。

治すことが出来ないのなら、どうHSPと付き合って行くか。

先ずは、自分の個性を知る

病気じゃないので、治せない・・・、じゃぁどうしたら良いの?

っていう疑問が、自ずと湧いてきますよね。

この本では、その具体的な方法も書かれていて、

後にいくつか私が参考になったものも記しますが、まずは、HSPである自分が、どういう存在なのかを知る事を解いています。

要は、「はじめに」で記した、「気にしない」って事を私たちHSPは出来ないんですよね。

これ、凄く大事なことで、この言葉には勇気づけられました!

そう、今までさんざん言われてきたアドバイス「気にし過ぎだから、気にしなけりゃ良いんだよ」ってやつ。

それが出来れば苦労しないし、相談なんかしてないよ、ってやつです。

で、HSPじゃない人、・・・いわゆる逆HSPな人を「非・繊細さん」とこの本では表現していますが、

その非・繊細さんの行動が、時に繊細さんを悩まし、または図太く生きれる姿を羨ましく思いますよね。

じゃぁ、結局、繊細さんは、そんな非・繊細さんが居る中で、どう生きて行けばいいのか?

「世界一受けたい授業」でも紹介されていましたが、

具体的な方法も書かれていたので、いくつか気になった物を記していきたいと思います。

繊細さんが心地よく生きていくための、物理的な方法の具体例。

「気にしない」ことが出来ない、私たちHSP=繊細さん。

なので、繊細さんは、感覚を鈍らせたり、心を閉ざすのではなく、

先ずは物理的に刺激を防ぐことが大事だと言います。

結構、アナログな方法ですが・・・、例えば、・・・

◆フチが厚めのメガネをかけて「ここだけ見てればいい」と範囲を決める。

◆マスクをつける。

等です・・・。

え、それだけ!?そんなこと?

と、思う人も居るでしょう。

でもですね、私が実際、職場でマスクを付けてる時って、

ビックリする位に付けてない時に比べて、気持ちが楽な事に気づいたんですよ!

その他にも、嫌な人との間に、例えば、ペン一つでも置いて、自分の中での境界線を作るなんてのもありました。

めちゃくちゃ単純すぎてびっくりするんですが・・・w、

一定の効果はあると思います。

職場の嫌な人の前でマスクを付けていると、自然とどっかで、

「自分の表情で何か思われているんじゃないか」とか、余計な心配が減っている自分に気づきます。

また、表情が隠れてる分、着けて無い時より、

「無駄に愛想笑いする必要も無いな」と、どこかでいつもより、気楽になってたりするんですね。

その他、聴覚や触覚に関しても、いくつか具体例が書かれています。

劇的に問題を解決するものでは無いでしょうが、非常に参考になります!

気持ちの部分での方法の、具体的例。

これは結論から言うと、「気を使い過ぎず、自分を大切に」ってことが、書かれています。

まぁ、これも、「わかっちゃいるんだけど」って部分では正直あるんですが・・・。

やはり改めて読んでると、身が引き締まります!

繊細さんはやっぱり、他人に気を使い過ぎているからこそ、繊細さんだと言います。

心の中で、「結局、自分はどうしたいのか?」と言うことを改めて問いただし、それに正直に生きることが大事だと。

例えば、嫌いな人が居ても、繊細さんは往々にして嫌われない様に、その人に対応してしまいます。

すると嫌いな人は、自分はその人が嫌いなのに、

こっちが気を遣うもんだから益々嫌いな部分を押し出して近づいてくるので、負のスパイラルに陥るそうです。

うん、なるほど、それはすごく解ります!

だから、嫌いな人とは、無理せず距離を取る事が大事だと。

まぁ、でもその距離を取れない職場に置かれているので、私なんてのは、悩んでいるんですがね・・・。

そこは、ちょっと自分のなかでも解決していない部分ではありますが・・・。

人に頼る、ルールを作る。

繊細さんが苦しい思いをする例として、「色々気づき過ぎて、何でも自分でやろうとする」部分があると言います。

良かれと思ってやったことが「余計なことをしやがって!」とトラブルになる事が多いと・・・。

これ、めっちゃ解りますw。

筆者は完全にこれなんで、目から鱗でしたね・・・。

世の中には、頼られた方が嬉しい人も事も、あるんだと。

例えば、職場で鳴っている電話を全部出ようとせずに、

「3回に1回しか出ない」と自分でルールー付けをしてしまう等が効果的との事です。

先ずは「頼るという発想を持とう」とのこと。

なるほど~っと感心しました。

また、同時にはっきりと「断る」ことも大事だと。

精神科医・樺沢紫苑氏もオススメ!

筆者は、YouTubeチャンネル、「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」を、

よく拝見させて頂いているのですが、そこでも、この「繊細さんの本」が紹介されておりました!

チャンネル内の「HSPの適職とは」と言う回で紹介されています。

ここでの樺沢先生の説明も、非常に解りやすく簡潔にHSPについて説明されています。

めちゃくちゃおススメの動画です。

また、「繊細さんの本」も絶賛されているので、

HSPにお悩みの方は、動画を見て頂けると、更にこの本が素晴らしい所を解って頂けると思います。

中田敦彦のYouTube大学でも紹介!

今や、とってもメジャーなYouTubeチャンネル、「中田敦彦のYouTube大学」でも、遂にこの本が紹介されましたね。

あっちゃん独自の切り口で、とても解りやすく、紹介されています。

こちらも、必見です!⇓

さいごに。

いかがだったでしょうか。

この他の内容は、もちろん実際手に取って、あなた自身で読んでみて頂きたいのですが、

私が紹介した内容の一部でも、かなり興味深かったんじゃないでしょうか。

特に、自分が「いつも色んな事が気になり過ぎる」と思っている人や、「私はHSPかもしれない」と思っている人は必読です。

筆者が読み終わって思ったのは、いろんな繊細さんの悩みを変えるのには、

やはり環境を変えるか、自分を変えるかしか、カンフル剤としては無いと思うんですよね。

けどそんなに、人生において簡単なもんじゃない。

そういう時には、カンフル剤にならなくとも、沢山のヒントをこの本は与えてくれていると感じました。

そう感じた理由が、ある意味、元も子もないですが、この本に書かれていた、次の一文です。

結局、最後はそれに尽きちゃうんだよなぁ、と…。

それを記して、このレビューを終えたいと思います。

心身を壊してまでやるべき仕事など無いのです。

『この仕事/職場にいつづけたらまずい』そう思ったら、

同僚にどれだけ迷惑をかけようと、仕事の責任が残っていようと、

すべて放り出して逃げて下さい。


「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本  著・武田友紀

※武田友紀さんの新刊『繊細さんが「自分のまま」で生きる本』のレビューも新たに記事に致しました!ぜひこちらもお読み下さいませ!

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