さて、、【前編】・【中編】にわたってお送りしてきました「東京から鉄道ルートでアクセスしてみた、出雲大社観光!」シリーズ。
最後となる【後編】では、今回、筆者が利用した宿、「ますや旅館」と、帰りに利用した「一畑電鉄」についてご紹介したいと思います!
東京から出雲大社までの新幹線&特急でのルートについては【前編】を。
境内の見所などについては【中編】をぞれぞれお読み下さい!
結論として、お宿も、電車もサイコーでしたので、ぜひお読みください!
趣があり、温泉も有り!「出雲大社 御師の宿 ますや旅館」!
筆者がお世話になった宿は「ますや旅館」という所。
とにかく朝一でご祈祷して欲しかったので、「出雲大社から一番近い旅館」!
と言うことで、利用させて頂きました。
本当に近い!荷物も預かってくれる!しかし注意点は・・・!
確かに、出雲大社へはめっちゃ近くです!
旅館を出てすぐ右に行くと「一畑バス 出雲大社前連絡所」があります。
先ず、「ますや旅館」へ行く場合は、この「出雲大社前連絡所」のバス停で降りるのが一番近いです。
そして、このバス停の奥へは出雲大社へ抜けれる道があり、すぐ参拝することもできます。
連絡所を抜けると「祖霊社」が左手にあり、更に国旗に向かって進むと、本殿の西側「神楽殿」へと出れます。
ですが、注意点としては、
近すぎて、ここから本殿へ行くのは門前町を通らないし、
電車で駅から来る場合は、それなりに歩きます!
きっちりと「第一の鳥居」から「神門通り」を通って散策する場合は、
いったん、また境内から離れることになりますので、その点はご注意を!
「ますや旅館」の何より有り難いのは、チェックアウト前、及びチェックアウト後に荷物を無料で預かってくれることです!
これは本当に有難い!
荷物が多い場合は、先ずこの宿を目指して預けると、手ぶらで旅が出来ます。
筆者はそのようにして、散策したんですね。
そして、ここからは、出雲大社を正面に西に行くと、【前編】でご紹介した「稲佐の浜」へも歩いて行くことが出来ます。
少し歩きますが、神門通り側の宿に比べれば近いので、筆者の様に、
先ず荷物を預けて、んでもって先に「稲佐の浜」で砂をゲットする!
って人には、もってこいのお宿ではないでしょうか!
きっちりリノベーションされた部屋!無料で使えるwifiあり!天然温泉あり!
外観は、昔ながらの旅館・・・と言う感じで年季が入ってそうで・・・、
ちょっと不安ではありましたが・・・、
部屋の中は、きっちりリノベーションされています!
偶々、空きがあったとの事で、1人なのにダブルの良い部屋にして頂きました!
うーん、ステキ!
サイコーでした!
もちろん、水回りもしっかりで、シャワートイレもあります!
無料で使えるwifiもあります!
しかもこのwifiのスピードがめっちゃ速かったです!
まさに、外観からは想像できない、充実度。
きっちりリノベーションされていますね。
お部屋によっては、部屋の中にトイレが無い部屋もあるようですが、そんなに問題ないかと思います。
そしてなんと・・・、
天然の温泉まであります!
ただ、この温泉は「大浴場!」と言う感じではなく、「大きめのお風呂」感がある、こじんまりとしたものですが、私は十分満足でした。
無色透明なので「泉質」に関しては、ちょっと物足りないかなぁ…と思っていたんですが、
翌朝起きると、なんとお肌がスベスベ!
良いお湯でしたよ!
マイウー過ぎた朝食!
そして、出された朝食がもう・・・めちゃくちゃ美味しかったです!
品目の豊富さと優しい味・・・、量も沢山でお腹もいっぱい!
古き良き日本の朝食!
とっても優しい味。
それでいて、若い人も満足できる品々。
ご飯は、おひつにたっぷりと入ってますので、お茶碗3杯近くお替りでき、
朝からしっかりと食べる事ができました!
こんなことなら、前日の夕食も付けておけば良かったなぁ・・・と思うくらいです。
本当に正直、期待以上で・・・、何度も言いますが、外観からは想像できない満足感でした。
スタッフさんの対応も良かったです。
目の前は出雲大社ですし、時間も有効利用出来て、大満足でした!
風情のある「一畑電車」!
帰りはせっかくなのでバスではなく、「出雲大社前」駅から電車で帰りました。
超ローカル線「一畑電車」です。
この駅舎!
いやー趣がありますねぇ!
駅の中はこんな感じ!
とってもステキです。落ち着きます。
「Suica」や「pasmo」等の交通系ICカードは使えないのと、やはり都内の様にバンバン本数があるわけでは無いので、その点は予め注意ですよ!
この車両!
鉄っちゃんにはたまらないのじゃないでしょうか!
「出雲市」駅から行き来する場合は、途中「川跡」駅で乗り換えですので、ご注意を!
出雲の長閑な街を眺めながらの電車旅・・・。
最高ですな・・・!
この辺は、バーの無い踏切とかもあるんですねー。
危なくないかな・・・とも思いながらも、それだけ長閑な町なんだなぁと感慨深く、帰路に着きました。
JRの出雲市駅から出て、右手にあるのが「一畑電鉄」の出雲市駅です。
直結・・・とまでは行きませんが、ほぼ直結しているような距離ですぐですよ。
帰りは、また「特急やくも」で岡山まで行き、新幹線で東京まで戻りました。
しかし、「特急やくも」・・・というかそこを通っているJR伯備線(はくびせん)て凄くないですか!?
岡山から、険しい山々の中国地方を南北に突っ切って走ってるんですから・・・。
きっと赤字路線だと思うんですが(勝手な想像です・・・)、途中、急に来る雪景色や険しい山々、キレイな宍道湖、そして雄大なる大山(だいせん)。
聞いたことも無い見知らぬ駅や町に心奪われながら、長くも退屈せずに、旅を帰路に着くことが出来ました。
おまけ:帰りにもう一つ日帰り温泉「出雲駅前温泉らんぷの湯」
さて、実は「特急やくも」まで時間があったので、駅前にある日帰り温泉にも寄っちゃいました!
「出雲駅前温泉 らんぷの湯」です。
駅前温泉と言うだけあって、出雲市駅からすぐです。
一畑電鉄とは逆に、JR出雲市駅の反対側にあります。
そんなに大きい浴室ではないのですが、ヒノキを基調とした作り、
優しい香りが漂う温泉で、最後にまったりと満喫出来ました。
露天風呂は、特に竹やぶに囲まれ温泉につかれるので、日常の疲れを癒すことが出来ます。
電車の時間に余裕があったら、ちょっと寄ってみるのにぴったりだと思いますよ!
出雲大社観光を終えて・・・
さて、いかがだったでしょうか。
3つの記事に分けてお送りした出雲大社観光。
これから行こうとしている皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
敢えて、新幹線と特急で行ってみましたが、やっぱり、バスよりは揺れも少なく楽。
飛行機と違って、直前まで駅前などを散策することも出来るので、メチャクチャありだと思いますよ!
歴史に触れ、御利益を頂き、温泉でゆっくり・・・。
あなたの出雲観光がステキなものになるよう願っています。
今回は、JTBのツアープランで予約しましたので、
新幹線も特急やくもも、お宿も、一気にネットで予約が完了しましたので、本当に便利でしたよ!
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