はじめに。
これからDTM(デスクトップミュージック)を始める人にとって、パソコンって結局どれを買ったら良いの?
って悩みますよね!
筆者も今までDTMをするに辺り、7台以上のパソコンと付き合ってきました。
2020年代に突入し、パソコンのスペックも更に上がり、安くはなって来ましたが、
その分ソフト音源も大容量化し、パワーが必要となってきました!
そこで、2020年時代にDTMerにとってのパソコンの選び方と、オススメ商品をご紹介したいと思います!
今まで、筆者の「あー失敗したかな・・・」という経験も踏まえて記していきますね!
前編では、細かいスペックの前に考えておきたい選択肢について、見て行きましょう!
前編は、特にビギナーの方には必見の記事となってます!
Macか?Windowsか?
先ず大前提としての、この問題から考察していきましょう。
Windowsに1票!BTOがあるからね。
結論から言うと、筆者は「Windowsに1票!」です。
その理由は・・・、
- 選べる選択肢が多い
- スペックに対しての価格も、Macに比べて抑えられる。
と言う点があります。
そしてなんといっても、この後ご紹介するオーダーシステム、BTOを利用できるからです。
DTMerがWindowsパソコンを選ぶ時の注意点。
さて、Windowsをおすすめしましたが、注意点もあります。
それは世の中には、Macしか使えないDTMソフトが存在するという事。
最近はかなりのソフトが、WindowsでもMacでも使えるようになってきましたが、
Mac専用ソフトで代表的なもので言うと「Logic Pro」があります。
このLogic Proは、筆者のまわりでも大変評判が良いんですね。
ソフト自体は、他のDAWソフトに比べ安価なのに、
出来る事は他のDAWに全く劣る事が無く、しかも付属音源が充実していて音も良い!と。
これから使用予定のソフト、またはMac⇒Windowsに乗り換える場合は、
そのソフトがMac専用じゃないかどうかは、調べておく必要があります。
決してMacを否定するわけではありません。
筆者はだんぜんWindows派ですが、決してMac派を全否定するわけではありません。
Macには、「GarageBand」というソフトが付いてきますから、とりあえずスグに音楽制作を始めることができたりします。
Windowsの利点として「選択肢が多い」と言いましたが、言い換えるとWindowsは選択肢が多すぎるんです(笑)。
本当に迷いますし、買ったあとも「これで良かったのかなぁ・・・」なんて思うことも。
だからこそ、今、そんな人のためにも、このような記事を執筆しているのですが(笑)、Macの方が色々迷う時間は少なくて済みますね。
そしてはやり、デザイン性ですよね!
パソコンに向かって「さぁ、作曲すっぞ!」という時に、見た目でテンション上がるのは意外と大事です。
Macはその操作性やデザインが個性的ですから、
それが好きで少々高くても、ずっとMacを使っているいわゆる「Mac信者」は筆者の周りにも多いです。
それを否定するつもりはありません。
因みに、筆者おすすめのDAW「Cubase」は幸い、MacでもWindowsでも使えるハイブリッドですよ!
1億総作曲家時代の到来!初心者にも最適なDTMソフト「Cubase」のすすめ!
デスクトップか?ノートパソコンか?
さて、この問題も、常にDTMerに付きまとう問題です。
考察していきましょう!
用途によりけり。
そりゃお金があるなら、デスクトップもノートもそれなりのスペックの物をどちらも持つのが一番です(笑)。
まぁそれを言ってしまうと元も子もないので、記していきますね。
DTMと言っても、様々な関わり方があります。
自分がどのような関わり方をするのかで、選択肢は変わってきます。
ノートパソコンが向いている人。
ノートパソコンは、スペックに対して値段は上がってしまいます。
そんな中、ノートパソコンが向いている人は、例えば何人組かのバンドで生演奏を中心とした録音と、その後の編集作業が中心になる人です。
スタジオ等に持ち込んで録音するとなったら、もちろんノートパソコンでないとダメなワケですし、
録音したオーディオデータの編集を中心とするならば、マシンパワーの負荷は比較的少ないくて済みます。
イコール、スペックを抑えられるし、値段も抑えられます。
録った声や野外の音の収録や編集に加え、ちょっとした曲作りでOKな人も、ノートパソコンがオススメですね。
作業場所を選ばないのも大きいメリットですが、ただ、やはり画面は小さいですしその分作業する時のテンションは、下がるかなぁ・・・と。
そして、打ち込み派の人も、2020年代の今は、ノートパソコンでもかなりスペックが上がって来たので、それなりの物だと、十分ノートでも戦えます!
予算さえ許すのであれば、ノートでハイスペックを買うのもアリです。
予算、モニターの大きさの他、あと注意点は、拡張性やポート数が限られてしまう所ですね。
そこはデメリットに違いないですので、注意は必要です。
デスクトップに向いている人。
一方、デスクトップが向いている人は、ガンガンの打ち込み派で、ソフトシンセを使いまくるのを予定している人です。
「ノートパソコンでも十分戦える」と記しましたが、
もちろんノートで戦えるでスペックとなると、それなりの予算は覚悟しなければなりません。
その点デスクトップはハイスペックでも、ノートに比べ値段は抑えられるので、
思い切った選択ができます。
画面も大きいし、後々、デュアルモニターなんかにして拡張もできますから、
作業する時のテンションアップや効率アップも期待できます。
外で作業しない人や、とにかく値段を抑えたい人、後々の拡張性を持ちたい人などはデスクトップで良いでしょうね。
そして仮に外で録音が必要になっても、今はモバイルやハンディタイプで音を取るだけなら色々と機種もありますから、それらで代用することもできるでしょう。
例えば、以下の商品は筆者も持ち合わせていますが、
「がっつり完パケ スタジオ収録クオリティでレコーディング」とまではいかないものの、ちょっとしたデモ位なら、充分録音することができます。
後からデータをデスクトップに吸い上げて、編集することができますからね。
BTOにする理由。
さて、次はBTOに関して見て行きましょう!
BTOとは?
BTOとは、「Build To Order」の頭文字をとった略称で、
注文時に自分でスペックを色々カスタマイズしてオーダーできると言う、パソコンを買う時のシステムであり、方法です。
とかくDTMerとしてパソコンを新調するのならば、目的はハッキリしていますから、DTMに合わせたスペックを注文できる訳です。
今や数種類のメーカーがBTOパソコンを取り扱っていますので、覗いてみるのは有りです!
BTOの良い所。
DTMerにとって、既成のパソコンと違ってBTOパソコンが良い所は、
必要な機能をカスタマイズできる・・・言い換えると「余計なものを省く」ことができることです。
既成のパソコンは例えば初めから、年賀状作成ソフトが付いてたりと・・・、
DTMerにとってあまり必要のない機能やソフトも付いてくることが往々にしてあります。
その分の価格を上乗せして払うのなんて、嫌ですもんね。
また、何よりも「音」を主軸として作業するわけですから、
必要以上にグラフィック性能が高いものを買わされるのを、避けたりることができたりします。
もちろんBTOパソコンにも初めから色々ついてしまっている機能もありますが、既製品に比べて、かなり少ない印象です。
とりあえず値段を抑えて、後から必要なものだけ加えて行くことができるのは、BTOの大きなメリットです。
例えば、以下の様な各メーカーが、BTOパソコンの販売を行っています。
ぜひ、覗いてみて、自分に合う一台を探してみて下さい!⇩
壊れやすいメーカー、壊れにくいメーカーは存在するのか?
さて、メーカーによって壊れやすさとかってあるんでしょうか?
筆者も購入する度に、色々調べて考えてきました。
考察してみましょう。
結論は、気にしていたらキリがない、です。
あまり答えになっていないかもしれませんが、こればっかりは運もありますので、あまり気にし過ぎてもキリが有りません!
ネットで色々見ても、どのメーカーでも、
「すぐ壊れた!」とか、「高品質!オススメ!」とか・・・。
良い情報も、悪い情報も、山ほど出て来ます。
ぶっちゃけ、パソコンは壊れる時はビックリするほど、すぐ壊れます(苦笑)。
これは本当に、運でしかありません。
事実、どのメーカーも、
「うちのPCはすぐ壊れます!」なんて謳っている所なんて、無いわけですから。
現実として、筆者も、同じメーカーでも、10年持ったPCもあれば、1ヵ月でイカれた時もありました(苦笑)。
重く響いた修理屋さんの言葉。
実際、その1ヵ月でイカれたPCを修理に出した時に、
「前のは、同じメーカーで10年修理無しで持ったのに!」
と思わず叫んでしまったのですが、修理屋さんは、
「10年修理無しですか・・・、それはその時のPCが、よっぽと運よく良いのに当たったんですよ。なかなか10年修理無しはありません。」
と、ハッキリおっしゃっていました・・・。
結局、決めるのは自分しかいない。
ネットでの評判も、たまたまその様に運が悪かった数人が、大暴れして悪評を書きまくっているだけかもしれません。
サポートでの対応も、同じメーカーでも人によって違ってくるのも事実。
とは言え、各メーカーの雰囲気や商品ラインナップ、サポート体制は調べないわけには行きません。
結局自己責任で、自ら調査し、決断するしかないわけです。
なので、予算の許す限り保証は付けることをお勧めします。
結局、運なら、せっかく保障に追加料金払っても、良いのに当たれば無駄には終わりますが、その時はラッキーだったと思えば良いのです。
すぐに壊れてしまって泣き寝入りするよりかは、よっぽどマシです。
壊れやすいor壊れにくいに関しては、色々調べてみて、自分で納得いくメーカーを選ぶしかないと思います。
調べれば色々と評判は出て来ますが、その評判通りに自分のパソコンが動くかどうかは、神のみぞ知る・・・といった所でしょうか。
その点を踏まえて、後編の記事も読んでくださいね!
具体的なおすすめスペックは、後編で!
さて、後編では、具体的にどの位のスペックが必要かを見て行きましょう!
ぜひ、後編もお読み下さい! 後編の記事はコチラ☟!
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