【職場の嫌な人】お局様の攻略日記~PART③〜

スポンサーリンク
サラリーマンの悩み
スポンサーリンク

さて、前回の→【職場の嫌な人】お局様の攻略日記~PART②〜続きである。

「他人を変える事は出来ない。であるならば、自分を変えるしかない。」

どこかで聞いたことのある様な、使い古されたセリフであるかのようにも思う。

日々、むしばまれていく精神。

奪われる体力。

このままでは本当にヤバいと思っていた矢先、スタッフのM子さんが筆者に声をかけてきた。

「大丈夫ですか?・・・こんな所普通じゃないです・・・。」

今まで全員が敵だと思っていたが、そんな言葉をかけてくれる子も居たのだ。

「正直、もう、ダメかもしれない・・・」

そう答えた筆者。

すると・・・。

「良かったです。もし『大丈夫。もう少し頑張ってみる』って言われたらどうしようかと思ってました。ダメだと思うのが普通です。無理しないで下さい。私はわかってますから・・・」

そのM子さんの言葉で吹っ切れた。

そうだよな・・・。俺の感覚は間違っていない。

たまっていたものが全て溢れ出し、限界値を越えた筆者は、その日、業務途中に「帰ります」と切り出した。

もちろん、周りの輩からは、

はぁ?まだ仕事途中でしょうが!」

お局からも、

「店長が聞いて呆れるな!なったばかりでもう帰るってなんだ!」

と案の定、叱咤された。

「申し訳ないが、やってられない。」

そう一言いい残し、明らかにブチ切れた態度で、捨て台詞を残し、仕事場の荷物を洗いざらいまとめ、そんな言葉を背に受けながら、現場を去った。

駅に着いて、早速上司のに電話。

「辞めます・・・」。

帰り道、変わらず時が流れている街を眺めながらも、気持ちは晴れやかだった。

「もう、仕事に・・・、あんなおかしな所に行かなくて良いんだ・・・」

それと同時に、「これからどうしようか・・・、貯金を崩しても生活できるのは半年かな・・・、実家でも帰るか・・・」

なんて考えた。

その後、結果、上司とは面談を繰り返した。

こんな時、会社は往々にして何もしてくれない。

「じゃぁ、異動だね。でも、○○の部署になってしまうが。それとも会社辞めますか?」

ここで言う「○○の部署」と言うのは、病んでしまった人たちが行く社内でも有名な窓際部署。

給料は下がるし、学生アルバイトレベルでも、誰でも出来る単純作業しかない吹き溜まりの部署である。

上司はそんな所には誰も行きたくないのは解っていて言ってくる。

とにかく現状を改善しようとしない。会社は「じゃぁ辞める?」しか言わない。

ここで、まだ救いだったのは、この上司は、筆者が病めると上司自身も立場が危ういというのを、まだ感じる人間だった所だ。

【筆者が辞めることによってクライアントに迷惑がかかる】=【上司である自分の評価に傷がつく】

なのだ。

最後の最後で、筆者を残そうと説得して来たのだ。

色々話しているうちに、筆者の考えも色々変わってきた。

真面目過ぎたのだきっと、と。

戻っても良い。ただ、もうまともに向き合うのはやめよう。

転職活動している間の、食いぶちのアルバイト程度に思っておこうと決めると、非常に気が楽になった。

結局、色んな人にも説得され、また戻ることになった・・・。

もちろん、とは言え、めちゃくちゃ嫌だった。

割り切って仕事が出来る現場なら、とっくに割り切ってやれていたのだから。

しかしながら、ここで不思議なことが起こった。

お局A子を始め、その下部たちの態度がビックリするぐらいに変わったのだ。

驚くほどバカバカしい話でもあるが、一度ブチ切れた筆者の態度を見て、お局率いる一味が、

「あの人でも怒るんだ、あの人でもキレるんだ・・・」

と言う事になったらしく、ナメられなくなったのだ。

イジメは、イジメられてやり返さないとどんどんエスカレートする、とは言うが、私のとった行動が、こうも良い方向に行くとは自分でもビックリだ。

「他人が変わらないのなら、自分が変わるしかない」

まさに、ここに答えが有ったのかもしれない。

何事も、先ずはアクションすることだ。

もちろん筆者のその様なブチ切れ態度が、ますます筆者をイジメる、マイナス要素につながる懸念も十分あった。

しかしながら、今回に至ってはそうではなかったのだ。

大体、そんなくだらないイジメをしてくる連中は、日々自分を守るために必死で不安だから徒党を組み、攻撃対象を作ることでしか生きていけない、ちっぽけで小さな人間の集まりなのだ。

M子さんによると、いざ筆者がその様な態度をとったら、その日筆者が帰った後はとてもお局一同が動揺していたのだそうだ。

<自分のせいで一人の社員を退職に追いやってしまった・・・>

言い方は悪いが、契約期間のある派遣の立場で、さすがに、こんなことに追いやってしまった自分に不安だったのだろう。

筆者自身に明確な非が無いことを自覚していたのは勿論のこと、お局一味もどこかで「自分たちは卑劣な事をしてしまっている」と言う自覚があったに違いない。だからこそ、その様な態度の変化があったのだろう。

とは言え、マシになったとは言えども人間、そんなに急に性格は変わらない。

この先、転職活動を含め自分の人生を、こことは違う場所で模索しながら、戦っていく。

新たな変化や続報があれば、随時、報告していく。

同じように悩んでいるサラリーマンの人たちがいれば、ぜひエールを送りたい。

何もしなければ、何も変わらない。

他人が変わらないのであれば、自分が変わるしかない。

勇気あるアクションを、一つでも良いから起こしてみよう。

※このシリーズ記事を新たに投稿致しました!ぜひお読みください!記事はコチラ👇!



コメント

タイトルとURLをコピーしました